部門紹介

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部長挨拶

村田 淳 部長

リハビリテーションを始めよう!

医療・介護におけるリハビリテーションのニーズは拡大の一途をたどっています。それは当院においても例外ではありません。当院に入院している患者さんの3人に1人はリハビリテーションを受けています。実に多様な患者さんがリハビリテーションを受けており、その目標は、ひとことで言えば発病前の社会生活への復帰です。

リハビリテーションの特徴は療法士と患者さんとが1対1で数十分間の訓練をすることです。この訓練を「療法」と言い、理学療法、作業療法、言語聴覚療法があります。これらの療法を通して、患者さんの身体機能を向上し、様々な活動ができるようになることを目指します。また、体力の向上することにより治療が可能となり、治療の後遺症を少なくすることができます。そして、体力の回復を実感することにより、前向きに積極的に治療に取り組めます。リハビリテーションは侵襲の大きな治療を可能にし、後遺症を軽減し、早期に自宅退院、社会復帰を可能にします。

リハビリテーションは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の専門職が患者さんと一対一で長い時間をかけて実施することが特徴です。スポーツで言えば専属のコーチが3人ついて個別に練習をするようなものです。個人個人に最適なプログラムを立てて正しく実施するよう導きます。簡単すぎず、難しすぎず、医学的な知識を持って効率が良く苦痛の少ない訓練を実施します。リハビリテーションを受けた患者さんが闘病生活を乗り切って幸せになること、一緒に笑いあえることが私たちの生きがいです。

体力の低下や退院後の生活の不安がある時は是非リハビリテーションを活用してください。皆さんのお役に立てれば幸いです。