千葉大学大学院医学研究院
救急集中治療医学
千葉大学病院
救急科・集中治療部

卒後4年目 S先生(専攻医2年目 千葉大学➝君津中央病院で研修中)
千葉大学の専攻医プログラムを選んだ理由を教えてください
千葉大学に来て学べたこと・良かったことを教えてください
現在の勤務先(君津中央病院)でできること・良かったことを教えてください
私が初期研修先として君津中央病院を選んだ一番の理由はドクターヘリに乗ることができるからでした。専攻医になった現在は、週1回程度の頻度でOJTとして病院前医療を勉強させてもらっています。また、君津中央病院は外傷(特に交通外傷)が多く運ばれてくるため、血管内治療(IVR)を救急医が行うことが多いです。自分が勤務のときはなるべく助手として手技に入らせてもらい、上級医に指導してもらっています。その他、今年度からエコー研修も行っており、週1回3時間ほどエコー室で臨床検査技師の方に指導してもらいながら、心臓や腹部のエコー検査を行っています。救急外来ではエコーは必須の検査であり、エコー研修を通して以前よりもエコーがうまく描出できるようになったように感じます。

今後のビジョンなどを教えてください
まずは救急専門医をとることが直近の目標にはなります。それまでは専攻医として色々な病院で働き、それぞれの施設でのやり方や先生方の考え方を学んでいこうと思っています。今は臨床が楽しいのですが、何か興味が持てる研究テーマがあれば大学院での研究も考えています。サブスペシャリティに関しては現段階で考えているのは2つあり、1つ目は放射線科で画像診断やIVRを学ぶことです。2つ目は集中治療専門医をとることです。私は初期研修医1年目の4-6月に救急科をまわり、その頃はICUでの治療が全く理解できなかったのですが、しかし、専攻医になった今は理解できることも多くなり、集中治療の面白みが感じられるようになりました。
今後の初期研修医へメッセージ
救急科は多種多様な疾患を診る科である分、様々なキャリアパスがあります。人それぞれやりたいことは違うと思いますが、千葉大救急科では各々の希望になるべく沿ったキャリアパスを一緒に考えてくれます。もちろんご家族の都合で遠方に行かないといけないという要望にもこたえてくれます。こんなに自由で柔軟な医局はそうそうないと思います。ぜひ一度、医局説明会や病院見学に来ていただけたらと思います。この記事を読んで少しでも千葉大救急科に興味を持っていただけたら嬉しいです。

卒後8年目 T先生
千葉大学に来た理由を教えてください
千葉大学に来て学べたこと、よかったことを教えてください
医師・看護師をはじめとしたスタッフの皆さんの雰囲気もよく、充実した時間を過ごすことができました。勤務に関しては完全シフト制でon/offがはっきりしており、休日もしっかりあります。まだ小さい子供が2人おり、休みの日は妻の実家に顔を出したり、家族で遊びにでかけたり、ゆっくり過ごすことができています。
今後のビジョンなどを教えてください
千葉大学で学んだことを基盤に、出身地である富山県の医療機関で診療を行う予定です。一般的に首都圏と比較し、地方はどうしてもマンパワーなどが豊富とはいえないものと思います。そこで少しでも貢献できればと考えています。
今後短期~中期研修を希望している方へメッセージ
これから短期~中期の研修を希望している方には、ぜひ千葉大学での研修をおすすめしたいです。豊富な症例と充実した設備、そして何より指導してくださる先生方・スタッフの皆さんによって、大きく成長できる環境だと思います。千葉大学出身以外の先生も多く、いわゆる医局によるしがらみはありません。職場の雰囲気も非常によいです。大学病院とあまり固く考えず、飛び込んでもらっても後悔しない場所だと思います。

卒後4年目 I先生(成田赤十字病院ERにて)
救急医を目指した理由
学生実習の時に外科の手術の緻密さや面白さに感動し、外科医になることを念頭において、周術期管理につながることを学べればと考えた結果、救急集中治療が盛んな研修病院を選びました。研修医になったばかりの4月に配属されたのが救急科集中治療部で、全身を事細かに診察して情報収集し、病態生理に基づいて治療を行うと、すぐに治療への反応がみられる集中治療室での診療にはとてもやりがいを感じました。ショック状態で救急外来に搬送されてきた患者さんが歩いて退院されるのを見て、非常に充実感を感じました。
初期研修で手術の面白さを再確認するなかで、外傷外科・救急外科・外科的集中治療の3つの領域を担当するAcute Care Surgeryという分野があるのを知り、目指してみようと思いました。
千葉大学の専攻医プログラムを選択した理由
まずは救急・集中治療医として自立することが最優先です。県内で最も重症度の高い症例が集まる千葉大学医学部附属病院をはじめ、各医療圏の中核病院をなす協力病院での研修は、救急・集中治療医としてのスキルアップを目指す環境としては非常に恵まれたものと感じました。
また、自分がAcute Care Surgeonを目指す上でのキャリアプランを、プライベートのことにも配慮したうえで他科や他病院とも掛け合うなど親身に相談にのってくださり、実際に具体的に私自身に合ったプログラムの話が進んでいる状況です。これは全国に協力施設をもつ千葉大学救急科でこそできることだと感じています。
専攻医プログラム1年目―千葉大学研修してよかったこと−
1年間大学病院での診療にあたりましたが、ERで重症外傷のDamage Control Surgeryや、ECMO導入・管理を行うなど症例や手技の経験数が多く、非常に実りある1年間でした。敗血症・ECMO・血液浄化・栄養など様々な領域でトップランナーとして活躍する先生方や、麻酔・小児など様々な背景を持った先生方から毎日学ぶことができました。
将来について
急変時や重症者の管理についてリーダーシップをもって診療できるようになるのが目前の目標ですが、今後外科専門医まで取得した暁にはAcute Care Surgery分野を中心に活躍できればと思っています。
後輩へのメッセージ
学生時代に苦手だったものでも研修医になれば視点が大きく変わります。何事も決めつけずに真剣に取り込むことが大事だと思います。
忘れられない先輩医師の言葉
重い症例で当初思い描いた通りの経過にならない状況で、「このようなときに正しい道筋を提示できることが集中治療医のいる意味だから」と教えていただきました。順調にいかなかった場合にどのようなことが起こるかを想定して準備することが非常に重要だと学びました。