脳卒中・心臓病等総合支援センター
to Supporting Living.


脳と心臓、
その先の暮らしを守る
脳卒中・心臓病等総合支援センターは、脳卒中や心臓病でお困りの方やご家族のための相談窓口です。医療・介護・福祉・就労まで安心して相談でき、千葉県民の「命」と「その先の暮らし」を守る、県民のための新たな支援センターです。
なぜセンターが必要なのか?
センター設立の背景
千葉県では脳卒中・心臓病等が主要な死因となっており、令和2年のデータでは約1万4千人が亡くなり、介護の原因では最多となる20.6%を占めています。こうした背景から、高齢化に伴う疾患対策や地域全体での連携が不可欠なため、本センターを設立することとなりました。
センターの役割
センター長よりご挨拶
センター長ご挨拶
このたび、国のモデル事業として採択された「脳卒中・心臓病等総合支援センター」を8月1日に開設いたします。当センターは、脳卒中および心臓病などの患者さんやそのご家族に対して、予防、診断、治療、リハビリ、生活支援までを包括的に支援する体制を構築し、県民の健康寿命延伸を目指します。

脳卒中・心臓病等
総合支援センターのシンボル
脳卒中・心臓病等総合支援センターは、県民の「命」と「その先の暮らし」を守る存在を目指しています。シンボルマークはその想いをかたちにした仮のものであり、今後、活動の広がりとともに進化してまいります。

お知らせ
2025.09.30 お知らせ
『第10回県民公開講座』の開催
千葉県民の脳と心臓の不安を和らげる「第10回県民公開講座」』を11月30(日)に開催します。
公開講座では実際に脳卒中や心臓病の治療にあたっている医師が、不整脈、脳卒中についてお話します。また、今回も現役看護師による「脳梗塞・検脈チェック」コーナーや、最新の医療器具などについて説明いただくイベントなども開催します。■ 県民公開講座の概要
1.日時
2025年9月30日(日)14時00分~16時00分
ペリエホール(JR千葉駅に直結)
https://www.perie.co.jp/chiba/periehall/index.html
2.申込方法
事前申込不要・参加費無料(当日会場までお越しください)
3.内容(予定)
・脳卒中、心臓病の専門医師による講演
・看護師による検脈、ACTーFASTイベント
・パネルディスカッション※詳細は後日発表いたします。
2025.08.09 お知らせ
『第9回県民公開講座』の開催
2025年8月2日(土)、千葉市生涯学習センターにて第9回県民公開講座開催いたしました。
8月1日に設立された脳卒中・心臓病等総合支援センターとして初めての開催となりました。
テーマは「千葉県民の脳と心臓の不安を和らげる」。脳卒中や心臓病についての正しい知識を深めることを目的に、不整脈専門医と脳神経外科専門医による講演、パネルディスカッションに加え、検脈と脳梗塞のワークショップを実施しました。講演では、失神の正体、子供の不整脈、脳卒中の前兆 「ACT-FAST」、そしてパネルディスカッションでは、「脳卒中と心臓病の関係性」など、非常に興味深い内容が展開されました。
ワークショップでは、現役医師と看護師による「検脈チェック」や「脳梗塞チェック」を行い、ご来場の皆さまが実際に体験を通して健康状態を確認することができ、大変好評でした。
さらに今回は、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」、そして千葉大学マスコットの「イノ」もイベントに駆けつけ、会場を大いに盛り上げてくれました。お子さま連れの保護者の方々にも大変喜ばれ、幅広い世代の方々に楽しんでいただけるイベントとなりました。
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。2025.08.06 お知らせ
『心不全・脳卒中の地域連携モデルに関する勉強会』を開催
2025年8月6日、千葉県内の医療従事者やかかりつけ医の皆様を対象に、心不全・脳卒中の地域連携モデルに関する勉強会をオンライン形式で開催しました。
今回の勉強会では、令和4年からスタートしている「脳卒中・心臓病統合支援センター」を牽引する、茨城県 脳卒中・心臓病統合支援センター長 石津智子先生を講師にお迎えしました。石津先生からは、茨城県における先進的な取り組みや、県独自のネットワーク構築である「茨城ハート連」について、実践的かつ詳細なお話を頂きました。
千葉県内においても、今後ますます心不全や脳卒中の予防・診療・地域連携の重要性が高まる中で、参加者は他地域での成功事例や運用の工夫を学び、地域に即した連携体制づくりに向けた大きな示唆を得る機会となりました。 当会では、今後も継続的に勉強会を開催し、地域の医療従事者が相互に学び合い、より良い医療連携モデルを構築できるよう取り組んでまいります。
2025.08.02 イベント
『第9回県民公開講座』の開催
『千葉県民の脳と心臓の不安を和らげる「第9回県民公開講座」』を8月2日に開催します。
講座では実際に脳卒中や心臓病の治療にあたっている医師が、高齢者の失神や子どもの不整脈、脳卒中の前兆についてお話します。さらに、現役看護師による「脳梗塞・検脈チェック」コーナーを開催します。■ 県民公開講座の概要
1.日時
2025年8月2日(土)14時00分~16時00分
千葉市生涯学習センター2Fホール(千葉市中央区弁天3丁目7番7号)
2.申込方法
事前申込不要・参加費無料(当日会場までお越しください)
3.内容
①医師による脳卒中や心臓病に関する講演
・大阪けいさつ病院 循環器内科 南口 仁先生「甘く見ちゃいけない「失神」の正体とは?」
・千葉大学病院 循環器内科 近藤 祐介先生「「子供の命を守ろう」知っておこう子供の不整脈」
・千葉大学病院 脳神経外科田島 洋佑先生「脳卒中の前兆を知る!「ACT-FAST」を覚えよう!」
②パネルディスカッション 「みんなの疑問を解決!脳卒中と心臓病の深~い関係性とは」
③現役看護師による「脳梗塞チェック」&「検脈チェック」コーナー2025.08.01 お知らせ
ホームページ公開のお知らせ
このたび、千葉大学医学部附属病院における「脳卒中・心臓病等総合支援センター」の開設に伴い、当センターの公式ホームページを公開いたしました。
本ホームページは、県民の皆さま、医療関係者の皆さまに向けて、当センターの取り組みや支援体制、最新の情報をご案内することを目的としております。

What is a stroke?
脳卒中って?

脳卒中は突然発症、
予防と早期発見が大切
脳卒中は、がん・心臓病と並ぶ主要な死因のひとつで、年間約10万人がこの病気で命を落としています。脳の血管が詰まったり破れたりすることで発症し、突然の麻痺や言語障害などを引き起こします。命をとりとめても重い後遺症が残ることが多く、要介護や寝たきりの主な原因にもなっています。脳卒中を正しく理解し、生活習慣の見直しや早期発見に努めることが、健康寿命の延伸に非常に重要です。

What is a cardiovascular diseases?
心臓病って?

突然死の原因にもなる重大疾患、
予防と健康管理が重要
心臓病は、日本人の死因の上位に位置する重大な疾患であり、突然死の原因ともなります。心臓の血管や筋肉に異常が生じ、胸の痛みや息切れ、動悸といった症状が現れます。高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病との関連も深く、日頃からの予防や健康管理が欠かせません。心臓病について理解を深めることで、重症化のリスクを減らし、より健やかな生活を送ることが可能となります。