千葉大学医学部附属病院
千葉県寄附研究部門
高齢社会医療政策研究部
7月12日に第5回「Project Health 2020」推進のための意見交換会を開催しました。(Project Health 2020とは?)
今回は増加している孤立死の現状と、孤立死を防ぐための活動に関する2つの講演に続いて、各参加市町村での孤立死の実態把握、民生委員、自治会を通じた見守り活動、ライフライン事業者をはじめとした民間事業者との協定を活用した情報収集などの取り組みについて意見交換を行いました。孤立死は高齢者に限った問題ではないものの、高齢化に伴う増加で特に状況把握が課題となっている半面、各市町村では地域性が考慮されつつ見守りなどの具体的な取り組みが展開されていることがわかりました。今回は15市町村20名、県庁より2課3名、その他1名の参加がありました。
千葉大学医学部附属病院では、このような意見交換会を今年度残り2回開催(予定しているテーマはITネット、認知症)する予定です。次回は秋に開催いたします。開催概要が決定いたしましたら市町村のご担当者に開催案内をお送りします。
日時 : 平成25年7月12日(金) 13:00〜15:30
場所 : 千葉大学医学部附属病院 3階 第三講堂
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
2.主催者あいさつ
3.講演
(1) 孤独死の現状について
東京都監察医務院 院長 福永 龍繁 先生
(2) 県内の高齢者見守りサービスの取り組み事例紹介
NPO法人ちば地域再生リサーチ 理事
千葉大学キャンパス整備企画室 助教 鈴木 雅之 先生
4.意見交換会
5.閉会
高齢者人口の大幅な増加によって、医療・介護需要は今後大きく伸びます。そのピークは2030年頃と予測されますが、その対応は2020年までに終えている必要があります。
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千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
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