印刷専用ページへ

先進医療のご案内

千葉大学病院の先進医療の取り組み

千葉大学病院では、新しい治療法の研究開発と実用化を目指す拠点として「未来開拓センター」を設置し、研究開発の一部が先進医療として認可されています。

写真
未来開拓センターの細胞調製室

免疫細胞治療

肺がんや頭頸部がんに対して強力な抗腫瘍作用を持つNKT細胞を用いて、がんの再発を抑える新規治療法の開発研究を行っており、一部の治療は先進医療として認可されています。

血管新生治療

重症下肢虚血または重症虚血性心疾患に対して末梢血単核球を用いて、血管新生を促す治療開発研究を行っており、一部は先進医療として認可されています。

酵素補充療法

治療法の存在しない難治性酵素欠損症に対して、これを作れるように遺伝子導入をした脂肪細胞を移植する治療開発研究に取り組んでいます。

千葉大学病院で実施中の先進医療

先進医療は、新しい医療技術の出現や患者さんのニーズの多様化などに対応するために、一般の保険診療で認められている医療の水準を超えた最新の先進技術として厚生労働大臣から承認された医療行為です。

先進医療は、有効性と安全性の確保のため、医療技術ごとに一定の要件があり、各要件を満たす医療機関からの届出により保険診療との併用による実施が可能となります。千葉大学病院では次の先進医療を実施しています。

神経変性疾患の遺伝子診断

担当診療科 神経内科
適応症 脊髄小脳変性症、ハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症、その他の神経変性疾患に係るものに限る。
技術の概要 PCR法、DNAシークエンサー装置等を用いて責任遺伝子の異常を探索し正確な診断を行う。
費用 18,700円(1回)

ペメトレキセド静脈内投与及びシスプラチン静脈内投与の併用療法

担当診療科 臨床腫瘍部
適応症 肺がん(扁平上皮肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)
技術の概要 PEM+CDDP併用療法は、1日目にPEMは500mg/m2とCDDPは75 mg/m2を投与し、3週毎に4回投与する。進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対する有効性、および安全性が確立した治療であり、さらには術後補助化学療法としても期待されている治療法である。
費用 1回につき 2,255円

NKT細胞を用いた免疫療法

担当診療科 耳鼻咽喉・頭頸部外科
適応症 頭頸部扁平上皮がん(診断時のステージがIV期であって、初回治療として計画された一連の治療後の完全奏功の判定から八週間以内の症例(当該期間内に他の治療を実施していないものに限る。)
技術の概要 標準治療終了後の頭頸部扁平上皮がんを適応症とした、末梢血単核球由来の培養細胞にNKT 細胞特異的リガントを提示させて鼻粘膜に投与し、内在性NKT 細胞を活性化させ抗腫瘍効果を得る新規の免疫細胞治療である。
費用 1回につき 365,000円

腹腔鏡下センチネルリンパ節生検

担当診療科 食道・胃腸外科
適応症 cT1、単発、4cmまでの胃癌。ただし内視鏡治療適応症例や内視鏡治療追加切除予定症例は除く。
技術の概要 胃癌の手術に先立ちセンチネルリンパ節生検を先行し、可能であれば胃切除範囲の縮小、リンパ節郭清範囲の縮小が可能となる場合がある。本技術は多施設共同研究500例の標準手術と同時にセンチネルリンパ節生検を施行した先行研究を根拠としている。
費用 0円(AMED研究費支払い)

※ただし、手術代その他は通常の保険診療と同様にお支払いいただきます。

(注)
適応症、技術の概要は、厚生労働省ホームページ「先進医療の各技術の概要」新しいウィンドウで開きますを一部引用しています。
(注)
担当医師が不在の場合が有りますので、必ず事前に「担当診療科」へお問い合わせをお願いいたします。

先進医療の費用について

先進医療を受けた時の費用は、

  • 先進医療にかかる費用は、全額自己負担です。また、先進医療の費用は、医療の種類や病院によって異なります。
  • 先進医療にかかる費用以外の、通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は、一般の保険診療と同様になります。

先進医療にかかる費用例

図
(注)
保険給付にかかる一部負担については、高額療養費制度が適用されます。

ページトップへ