病気の後を知る 両立支援・介護について

概要

脳卒中や心臓病などの病気を抱えると、治療やリハビリが必要になるだけでなく、
仕事・学業・家庭生活など、これまでの生活に大きな変化が生じることがあります。
「これまで通り働けるのか」「家族の介護はどうすればよいのか」といった不安を一人で抱え込まず、早い段階から支援につなげていくことが大切です。

両立支援・介護について(脳卒中・心臓病)

治療と家庭・仕事・学業の両立に不安を感じたとき

これまで当たり前にできていた「働くこと」「学ぶこと」「家庭での役割」が、病気の発症をきっかけに、続けることが難しくなる場合があります。特に、治療やリハビリが必要になったとき、治療に専念すべきか、治療を続けながら仕事や学校生活を続けられるのかは、多くの患者さんやご家族にとって大きな不安となります。
治療と仕事・生活の両立は、「無理をして続ける」ことではありません。主治医の判断のもと、体調や後遺症の状態に応じて、勤務時間や業務内容、通学方法などに配慮を受けながら、安心して治療と生活を続けていくことが大切です。そのためには、傷病手当金や休職制度、介護サービスなどの制度を正しく知り、職場や学校と話し合いを重ねることが欠かせません。

無理のない復職・復学のために大切なこと

病気が分かったとき、すぐに仕事や学校を辞める必要はありません。
まずは主治医に現在の業務内容や通学状況を伝え、働き続ける・学び続けるために必要な配慮(勤務時間、業務内容、通学方法など)について相談しましょう。また、職場や学校に状況を伝えることで、休職制度や配慮を受けられる場合もあります。必要な調整を行わずに復帰してしまうと、体調を崩したり、自信を失ったりする原因になることもあるため、休職期間を「回復と準備の時間」として活用することが重要です。

後遺症がある場合の配慮と環境調整

脳卒中や心臓病では、後遺症が残る可能性があります。
その場合、業務内容の変更や配置転換、学習方法の工夫など、長期的な視点での環境調整が必要になることがあります。こうした調整が十分に行われないまま復職すると、「思うように働けない」「ミスが増える」といった状況から、自信を失ったり、周囲との関係に悩んでしまうこともあります。必要な配慮を職場や学校に正しく理解してもらうことは、両立を続けるうえで非常に重要です。

元の環境に戻ることが難しい場合でも

万が一、元の職場や学校への復帰が難しい場合でも、社会参加の道は一つではありません。
ハローワークや就労支援機関、地域の障害者就労支援センターなどを活用することで、新たな選択肢を見つけることができます。治療や後遺症と向き合いながら、その人らしい生活を続けていくための支援があります。

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千葉県内の核施設では、治療と生活・就労・就学の両立に関する相談を受け付け、患者さんとご家族の不安を少しでも軽減できるよう支援しています。医療スタッフや関係機関と連携しながら、患者さん一人ひとりの状況に合わせた選択肢を一緒に考えていきますので、不安や疑問があれば、県内各施設にご相談ください。

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