千葉大学大学院医学研究院
脳神経外科学
千葉大学病院
脳神経外科
千葉大学病院脳神経外科と関連施設では、他の施設と比較して、対応できる疾患が多種多様であり、脳腫瘍、脳血管障害はもとより、すべての脳神経外科疾患の手術を行っています。
患者さんにとっては、われわれの施設を訪れれば、必ず適切な治療法を選択することが出来るわけです。脳神経外科を目指すレジデントにとっては、多くの症例を経験でき、非常に有利なところとなります。
最近10年間の千葉大学病院脳神経外科での手術総数は、毎年右肩上がりで増加しています(下図)。2020年および2021年は、Covid-19/新型コロナウイルス感染症の対応のため、手術ができない期間が約1ヶ月間ありましたが、その後は、年を追うごとに手術件数は増加し続け、2025年は年間731件(前年比+23件)の手術が行われました。
脳腫瘍や血管障害(開頭及び血管内治療)が多いだけでなく、外傷、機能的脳神経外科、脊椎脊髄など、全ての分野の手術が増加しています。
低侵襲手術の開発は当科の主たるテーマで、神経内視鏡手術は、内視鏡単独手術のみならず、経鼻内視鏡と脳室鏡の併用手術など、適応がさらに拡大しています。2025年2月から外視鏡ORBEYEも導入され、視認性の向上と手術チーム全員での術野の共有を通じた手術の安全性の向上につながっています。また、最大限の摘出と機能温存の両立を目的とした覚醒下手術も2017年以降、非常に増えています。近年では、通常のasleep-awake-asleepプロトコールだけでなく、awake-awake-awakeプロトコールによる覚醒下手術も症例に応じて行っています。