ページタイトル画像

2020/08/07

病棟に配置されている夜間看護補助者とは?

千葉大学病院では、昨年の8月から各病棟に夜間看護補助者を配置しています。これは夜間の看護体制を手厚くし、かつ看護師と看護補助者の役割分担をすすめることで看護師の夜間勤務負担を軽減することが目的であり、診療報酬上でもその体制が評価されています。

今回は、にし棟10階(耳鼻咽喉科と泌尿器科の病棟)で勤務する、夜間看護補助者のYさんから、仕事について聞いてみました。

Q1 以前はどんなお仕事をしていましたか?

「デスクワークですね。保険や車の会社で事務をしていました」

Q2 夜間看護補助者を始めるきっかけは何ですか?

「派遣会社から紹介されました。病院で働くのは初めてでした」

Q3 どんな仕事ですか?

「夕方4時から夜9時45分まで勤務です。患者さんの夕食の配下膳、ベッド周りやナースステーションの環境整備、それから処置用の器具や物品を補充します。熱のある患者さんのアイスパックを交換したりもします」

Q4 夕方からの勤務で体力的にはきつくないですか?

「歩きっぱなしの仕事で、慣れないうちは足がパンパンになりました。今は足腰が鍛えられ、私生活でもだいぶ歩けるようになりました。また、しっかり食べて、元気を回復しています」

Q5 この仕事を始めて良かったと思うことはありますか?

「患者さんから感謝されることです。ベッドサイドのゴミを回収すると『ありがとう』と言ってもらったり、話せない患者さんは手をあげてジェスチャーで挨拶してくれます。人の温かさを感じて『私の方こそうれしい!ありがとう!』という気持ちになります。重病の患者さんが多く、皆さん大変な入院生活をおくってますが、逆に私が元気を貰っています」

病院で生き生きと働く姿が印象的なYさん、今後も一緒に頑張っていきましょう。

ページトップへ