千葉大学脳神経外科

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千葉大学脳神経外科の紹介
学生・研修医の皆様へ
当科の診療・研究の特徴
主催学会および研究の情報
学生・初期研修医の皆様へ
もくじ
初期研修カリキュラム
後期研修カリキュラム
専門医取得後の進路
先達からのメッセージ
留学記
レジデントの一日・実習終了者のことば
ギャラリー
コラム
先達からのメッセージ

千葉大学脳神経外科を巣立ち、多方面で活躍している先輩から寄せられたメッセージを紹介します。

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開業
川島 利彦 先生
川島脳神経外科医院
主な進路  

脳神経外科では、急患もあり、大変なこともありましたが、非常に充実した生活を送る事ができました。難しい手術を終えた後の、あのさわやかな快感はなんともいえません。また、昏睡状態で来院した患者様が元気に歩いて退院するときには、脳神経外科医になってほんとに良かったと思ったものです。私の兄も群馬大学で脳神経外科医をしていました。平成5年に二人で故郷の群馬県館林市の田園地帯に脳神経外科のクリニックを開業しました。脳神経外 科というと大きな病院でないと仕事ができないと思う人もいますが、クリニックではもっと患者様に密着した医療ができます。脳神経外科の治療では、高血圧、高脂血症、糖尿病、不整脈、狭心症など多彩な疾患を診る必要があり、脳神経外科医専門医になった頃には、開業医として一般の患者様を見るのにも十分な実力と自信がつきます。おかげで今では地域の皆様に信頼を受け、1日に200人を超える患者様が来てくれるようになりました。千葉大学脳神経外科に在籍中には、急患も数多く診ることができたため、クリニックで急患がでてもあわてずに対応できます。今は手術から離れていますが、千葉大学脳神経外科で鍛錬を積んだおかげで、開業医としても充分地域に貢献できていると自負しています。

平井 伸治 先生
きみのもりクリニック 院長
主な進路  

昔、学生時代に伝え聞いた、肝臓を専門とする先生の「人体でもっとも神秘的な器官は、肝臓と脳である」という言葉を今も覚えています。脳に興味をもち、ねばり強くあきらめない根性(?)がある研修医・医学生の方にとって、脳神経外科は今後も大変魅力のある、そしてやりがいのある診療科であり続けるでしょう。救急疾患や全身管理を学ぶ機会も多かった脳神経外科での得難い経験は、手術や血管内治療から離れ開業したような私にとっても、毎日の診療で大いに役立っています。
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加藤 雅史 先生
土浦中央クリニック 院長
主な進路  

土浦中央クリニックを開院して7年になります。一般開業をする場合に脳神経外科での訓練が非常に役立つことは知られておりません。脳神経外科医は脳と神経以外にも全身の管理をする訓練を受けております。一般の診療所に来院する患者さんは高血圧などの生活習慣病、感染症、アレルギー性疾患、各部位の痛み、切創、脳梗塞後遺症など多岐にわたります。これらの疾患は一般内科的知識、一般外科的技術を身につけていれば容易に対応できるものです。また近年、開業医は特別養護老人ホームの配置医を依頼されることがあります。多くは脳血管障害や認知症の老人であり、意識状態も日々変化します。ここでも脳神経外科の訓練を受けた医者はとても頼りにされるのです。

会沢 昌倫 先生
あいざわクリニック
会沢 昌倫  

私が小学校3年生の時、自分の父親がクモ膜下出血で倒れました。それ以来、脳神経外科医になることを目標とし、千葉大学脳神経外科が脳動脈瘤の治療では有名だったので、千葉大学脳神経外科に入局することを目指しました。千葉市に引越し千葉大学医学部への入学をめざしていた日々が思い出されます。
アメリカのTV番組の影響もあり、脳神経外科は脳の手術だけを行う科だと思っていましたので、千葉大学脳神経外科に入局し、手術だけでなく、全身管理を行えなければ日本の場合、脳神経外科としてやっていけないことを知りました。急患や急変する患者さんも多くハードな毎日でしたが、教授はじめとした教官の先生方や先輩の先生方に、自由な雰囲気の中で充分な指導を受けることができ、私のようなものでも脳神経外科専門医になることができました。
開業しますと、頭痛や幻暈など神経系の患者さん以外に、循環器や呼吸器、消化器、整形など、いろいろな患者さんがいらっしゃいます。中には急変して心肺蘇生が必要になることも年に何度かはあります。どんな患者さんが来ても、たとえ患者さんが急変しても、適切に対応してるのも、千葉大学脳神経外科で全身管理をはじめとしたトレーニングを受けたおかげです。手術からは離れてしまいましたが、6年前の開業当初、1日50人程度だった患者さんが、今では150人程度の患者さんを診る様になっています。単なる内科で開業しても、これだけの患者さんは来てくれないでしょう。千葉大学脳神経外科で幅広い教育を受けたことで、患者さんや周りの開業医の先生の信頼を受けられるようにしていただいたことが、今の患者数につながっていると感謝しております。

粟飯原 直人 先生
松尾病院 院長

脳外科の疾患では、ADLが著しく低下する疾患も数多く、入院加療、手術のみで治療は完結せず、外来加療、リハビリ、患者および家族のケアなども重要になってきます。このような状況のもとに培われた病院スタッフとの連携、また患者および家族との信頼関係の構築は、現在の自分にとって不可欠であります。脳外科専門医に育つ過程(ただ教わるのではなく自分で考え結論を出す)で養われた判断力、計画性などは、経営を含めた病院のすすむべき方向決定する上で非常に役立っていると考えております。

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リハビリテーション
青木 重陽 先生
神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション科

私は、卒後10年間脳神経外科医として学んだ後、医学的治療後の患者さんに興味を持ち、リハビリ科に進みました。5年前リハビリを勉強したいと言い出した時にがんばって来いと送り出してくれた千葉大脳神経外科医局にとても感謝しています。
リハビリの世界は想像した以上に深くまだまだ勉強することがたくさんあります。忙しくも(ほんと医者はどこに行っても忙しいですね)充実した楽しい日々を送れています。また慢性期医療を学ぶ今、脳外科医時の急性期医療の体験が大変役立っています。
こんな形でやっている医者もいます。硬く考えずにトライを!充実した研鑽がされますことをお祈りします。

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基礎研究
神作 憲司 先生
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
感覚機能系障害研究部 感覚認知障害研究室 室長

私は、千葉大学脳神経外科で、脳神経疾患に伴い脳機能を失うことが患者さんやご家族、社会に与える影響の大きさを実感し、ヒト脳機能を科学的に、より良く理解することの重要性を認識しました。産業技術総合研究所脳神経情報研究部門、米国立衛生研究所/神経疾患卒中研究所(NIH/NINDS)、自然科学研究機構生理学研究所にて神経画像の手法(fMRIなど)を用いたヒト高次脳機能研究を行い、現在は、所沢市にある国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所、感覚機能系障害研究部感覚認知障害研究室の室長として、さらなる研究を展開させています。千葉大学脳神経外科での臨床経験は、その後の研究の問題設定に欠かせないものとなっています。

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