腫瘍内科で学べること・研修プログラム

臓器横断的な視点から最先端の腫瘍学を学ぶ。

腫瘍内科で学べること

  1. 内科学一般についての深い洞察ができる。
    (1)昨年度に経験した興味ある症例:肺胞出血に対する免疫学的治療をした症例(学会報告済み)、汎下垂体機能不全を起こした症例、アルコール性心筋症による心不全の症例、Non-A, non-B, non-alcoholic 肝硬変による意識障害の症例、不明熱の症例などなど。
    (2)スタッフは、全員がん薬物療法専門医、総合内科専門医であるとともに、1つ以上の臓器別の専門医資格を持っている。
  2. 内科以外の診療科との接点を大切にした研修ができる。
    (1)呼吸器外科、耳鼻科、歯科口腔外科、眼科、皮膚科などから患者紹介があり、共同で診療している。
    (2)呼吸器外科、耳鼻科、歯科口腔外科とは共同で臨床研究を行っているか、または計画中である。
  3. 新しい科のため、研修プログラムは柔軟に対応できる。
    (1)できる内科医とはどのような医師をいうのか、その理念と現実との葛藤を経験しなければ、そもそも良い研修プログラムを立てることはできない。
    (2)新しい科なので、先生方と相談しながら優れた研修プログラムを作っていきたい。
  4. 医学的な物の考え方を実質的に学ぶことができる。
    (1)昨年度に研修医が書いた依頼原稿は6本。文章にすることで考え方を整理することができる。
    (2)スタッフは、全員が千葉県、栃木県、静岡県などの地域医療の経験、大学などのアカデミアでの研究・教育経験、米国での生活・研究経験を持ち、医療・医学全体を見渡しながら広い視野に立って指導している。

研修プログラム

基礎及び臨床研究、博士号取得、留学、家庭との両立いずれも応援します。
新しい科ですので、先生方の御希望に応じて自由な研修を行うことができます。

研修プログラム【拡大図】

主な協力施設(臨床研究協力病院含)

国立がんセンター(中央・東)、県立がんセンターをはじめ、数多くの病院と人材交流を行っています。
「がんプロフェッショナル養成コース(通称『がんプロ』)」を通して数多くの施設と共同で臨床や教育を行っています。(群馬大学、筑波大学、獨協医科大学、日本医科大学、埼玉医科大学など)
その他、数多くの施設と協力して診療及び研究を行っております。


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