微生物検査
ヒトの口や腸管の中、生活環境中には多数の微生物がいます。生活に欠くことのできないもの、あまり関係のないものもいます。また感染症を起こす微生物も数多くいます。この感染症を起こす微生物が何かを検査するのが微生物検査になります。 微生物の種類としては
① 細 菌 :大腸菌(O157など)・赤痢菌・チフス菌・黄色ブドウ球菌など
② ウイルス:インフルエンザウイルス・ノロウイルスなど
③ 真 菌 :カンジダ・カビなど
④ 原 虫 :トリコモナス・赤痢アメーバなど
疑われる感染症とその原因となる微生物が含まれる検査材料を下表に示します。
| 感染症 | 検査材料 |
| 膀胱炎 | 尿 |
| 咽頭炎 | 咽頭 |
| 肺 炎 | 喀痰 |
| 下 痢 | 便 |
| 化 膿 | 膿 |
| 発 熱 | 血液 |
検査内容としては塗抹(顕微鏡)検査、培養・同定検査、薬剤感受性検査からなります。以下にそれぞれの検査の内容を示します
| 検査の種類 | 内容 |
| 塗抹検査 | 顕微鏡(1,000倍)観察して病原微生物を推定します。 |
| 培養・同定検査 | 培養により細菌やカビの種類を調べます。結果が出るのに2日~7日くらいかかる場合があります。結核菌はさらに多くの時間がかかり、結核菌が陰性という結果は6週間培養後にわかります。 |
| 薬剤感受性検査 | 原因菌が見つかった場合はどのような抗菌剤(抗生物質)が効くか調べます。 |
微生物検査では、材料の採り方と採った材料の保管の仕方によって検査の良否が決まります。患者さんのご協力をお願いいたします。
検査材料の採り方
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