千葉大学医学部附属病院 ちば医経塾

病院経営スペシャリスト養成プログラム【千葉大学履修証明プログラム】

履修生の声・受講状況

履修生の声

渡部 潔
渡部 潔
宮城県在住
宮城厚生協会 坂総合病院 副院長

医師が経営陣に入る時、十分な準備をしてから入る方はどの位いるのでしょうか?個人経営を始めようと志した方ならいざ知らず、病院経営に関しては多くの方が、急に良く分からない世界に引き込まれた感じではないでしょうか。自分にとっては、それまで知ろうともしていなかった、先の見えない世界でした。
そんな暗闇の中、視界を明るく照らしてくれたのが、ちば医経塾です。医経塾では、様々な角度から病院経営を俯瞰している講師陣が、多くの知見を伝達してくれます。一人で勉強しようとしても、大きすぎて把握できなかった経営の全体像を提示していただきました。それを様々な悩みを抱える塾生たちが、ワイワイガヤガヤと話し合い、自分たちの病院経営にどう活かすか、今後の医療はどうあるべきか、を考えていく過程を体験できます。
ちば医経塾に参加して、ものすごく低いところにあった自分の経営への視座が高くなった気がしており、これから何が出来るか、自分で楽しみになっています。
こんな感覚を共有しませんか?

土屋 昌弘
土屋 昌弘
愛知県在住
公立病院 医事課勤務

私はこれまで30年以上、公的や公立病院で勤務してきました。不採算な医療を担っているので補助金や赤字は仕方がないといったぬるま湯の中で働いてきましたが、令和5年4月より、これまでに経験したことのないケアミックスの病院で勤務することになり、初心に帰って医療マネジメントを学びたく「ちば医経塾」に参加しました。
財務分析や医療政策、労務管理、経営学のフレームワークや広報戦略に至るまで、多岐に渡る講義を受けることができました。厚生労働省時代にDPCや地域包括ケアの仕組みを作られた方の講義を受けることもでき、全てが本当に充実した内容でした。
そして、毎回、全国から集まる熱い同期生と飲みながら、様々な議論や相談をすることも、千葉に行く楽しみになりました。
自院の救急の場で困っていることを、同期の先生方にメールで相談したところ、ご自身の経験や考え方、地域の状況まで事細かにアドバイスしていただき、本当に感謝しています。
この先もご縁のあった仲間との繋がりを大切にしたいと思っています。

広瀬 敦仁
広瀬 敦仁
山梨県在住
社会医療法人 加納岩 加納岩総合病院 事務部長

「何もかもが刺激的で充実した1年であった」という言葉が真っ先に頭に浮かびました。2019年に事務部長を拝命しましたが、病院経営(分析、マネジメント、リーダーシップ等)に関して専門的な学びがなかったことを課題と感じていたことから、自分を奮い立たせ、そして勇気を振り絞って医経塾へ応募したことが今となっては懐かしく感じられます。井上塾長をはじめとした素晴らしい講師陣の講義は、私にとってとても大きな学びとなり、その深い知識や洞察を通じて、高度で厳しい内容に触れることで学びが一層深まりました。
また、職種を問わず参加した同志との出会いは非常に大きな財産となりました。全国各地の同じ志をもった仲間とのご縁は、人生の中でかけがえのないものとなり、感謝に念に堪えません。これからも医経塾で得た洞察や仲間との絆を大切にし、地域医療の未来に向けて共に歩んでいけることが何より楽しみです。
医経塾への参加は、新たな仲間たちとともに、自身の一層の成長を遂げることに繋がるものと断言できます。受講を迷われているみなさま「一歩前へ」。

虎谷 知樹
虎谷 知樹
東京都在住
医療機器商社勤務

医療機器商社で市場分析を担当しています。
ちば医経塾では、政府から公表されている多種多様な医療データの存在、およびそのデータの活用法を学びました。
DPCデータやNDBデータを用いて、地域ごと、疾患ごとの手術数や在院日数の算定、また、病院の経営状況の比較ができるようになりました。
データだけでなく、実際に最前線で奮闘していらっしゃる講師の方々の生の声も聞くことができました。
人口減少が進む地方で医療を提供していこうとしている方、医療の質を損なうことなく赤字の急性期病院を立て直そうとしている方。
「国民の税金で私たちは働いている。」講師の言葉が、強く私の心に残っています。
データ等を活用し頭は冷静に、でも心は熱く。テクニックや知識だけでなく、そのようなマインドを持てるようになったことが、私にとって、ちば医経塾に参加して一番良かったことと思っています。

守屋 拓朗
守屋 拓朗
千葉県在住
千葉ろうさい病院院長特別補佐・整形外科副部長

地域医療のモヤモヤを解決したい中堅医師の皆さま、ちば医経塾を受講しましょう。
日常の課題に対し、高い視座から医療を囲む環境を観察できると、真の課題が抽出されます。その解決につながる戦略から戦術をつくり先手をとることができます。その基になる内容が満載の講義です。
履修生が全国からの多職種で、その人的ネットワークが構築できることも魅力です。講義後の懇親会や、平日夜のオンライン復習勉強会での履修者同士の実践的な議論が理解を深めます。同窓会も構築され、約200名の修了者と講師たちのネットワークがあります。修了後も続くネットワークが、地域医療の課題を解決する力を持つコミュニティとなります。
学びの友とチーム・コミュニティをつくり課題解決に向けて行動する。ここにぜひ参加してみてください。モヤモヤは解消するはずです。

浅野 誠

ちば医経塾を受講して

浅野 誠
神奈川県在住
国内大手製薬企業勤務

製薬企業のMRとして担当地域の病院勤務の先生や、かかりつけ医の先生を担当して日々活動しております。製薬企業のMRとして自社医薬品の適正使用推進しておりますが、医療環境変化は近年急激に進み、担当しております医師や薬剤師の先生方からも地域医療連携・診療報酬改定に伴う加算等・後発品採用など多岐に渡るお話しを聞く機会が増えました。
医療環境変化への対応として自己研鑽として医療経営士を取得してお得意先へ活動しておりましたが「ちば医経塾」の存在を知りすぐに受講を決めました。
参加される方々は医療関係者・メーカーと多職種の方々が参加され受講の雰囲気は最高でした。
医療関係者以外の方も一緒に勉強して地域医療に貢献してみませんか。

加藤 佳瑞紀

ちば医経塾に参加して得られた3つのこと

加藤 佳瑞紀
JCHO船橋中央病院 統括診療部長 兼 患者サポートセンター長

私は内科医ですが、2023年4月に病院管理者会議のメンバーとなり、毎日現場と経営陣の橋渡しをしています。また地域連携も担っています。そのような中、週末の当塾に参加させていただけたことで3つのことを得られました。
一つ目は病院経営に資する様々な知識です。診療報酬、勤怠管理、病院財務分析等挙げていくと切りがないくらいです。井上塾長をはじめとする全国の医療に関わる分野で卓越した講師陣から直にあるいはオンラインで講義を受けたり、スモールグループに分かれて討議をしながらたくさんのことを学べました。
二つ目は向上心が高く、それでいて人を思いやる心を持った様々な業種の仲間たちに出会えたことです。北は北海道から南は沖縄まで、たくさんの友人ができました。特に講義後の食事会はとても建設的で明るくとても楽しかったです。一生の財産です。
三つ目は個人のスキルとしてのリーダーシップやデータ分析や統計を含むITスキルを学べたことです。一種の生涯教育です。
最後にご多忙な中、時間を割いて講義して下さる講師陣の方々、素晴らしいアレンジメントをして下さる事務局スタッフに心から御礼申し上げます。

品川 裕治
品川 裕治
福岡県在住
シーサイド病院院長

約四十年間外科医師として生きてきた私が、縁あって介護医療院を併設する慢性期病院の院長となりました。そこで経営のイロハを学ぶ場として参加したのが「ちば医経塾」です。一年弱の長丁場、様々な経歴の講師陣が提供してくださる内容により、経営を広い視野、多くの視点から学ぶことができました。
全国から集まる塾生間のディスカッション、発表、飲み会を通じて学び合い高め合うことができ、新たな同窓会ができたのも喜びでした。
病院経営に悩んでいるあなた、この医経塾で、多くの刺激、知識、視点、仲間を得てみませんか。

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