印刷専用ページへ

千葉大学キッズ外科・手術体験セミナー

平成23年11月6日(日)、千葉大学「キッズ外科・手術体験セミナー」が開催されました。
千葉大学外科スタッフの指導のもと、子どもたちが、実際に手術を体験しました。

キッズ外科・手術体験セミナーの様子

「子どもたちが手術をする?」と、驚いてしてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、これは、千葉市に住む子どもたちに、医療現場である病院で、実際に外科医の仕事を体験し、どんな医療が行われているのかを知ってもらい、外科医療に興味をもってもらおうと、昨年から開催されている体験セミナーです。
これは、宮崎 勝 病院長(臓器制御外科学 教授)の、子供たちに、実際の病院で、手術を体験し、医療現場を見てもらいたいという強い想いから実現したもの。講師は、当院で働いている現役の外科医や看護師などのスタッフです。
普段、病院の、それも手術室に入る機会などがない子供たちにとっては、わくわくする体験です。当日は、応募者総数141名から抽選で選ばれた千葉市内の小学校5・6年生の児童20名(男子8名・女子12名)とその保護者が、たいへんな興味をもって参加してくださいました。さあ、いよいよセミナーの開始です!

オリエンテーション

病院の第1講堂に、参加児童とその保護者、医師・看護師などスタッフが全員集合。
はじめに、宮崎病院長より、外科医の仕事とその魅力について話がありました。
続いて、医療の仕事をより身近に感じてもらえるよう、「外科医の仕事」をスライドで紹介しました。
最後に、セミナーの進め方や注意事項について説明があり、各スタッフが紹介されました。

  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子
  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子

セミナー開始

いよいよ、それぞれの体験ブースに移動します。各グループ4名、合計5グループに分かれて、それぞれのプログラムを体験します。

手術時手洗い・手術衣着用の体験

手術室に入って、真新しい本物の手術着に着替えます。みんな緊張していますが、きりりとしたとてもいい顔をしています。手術を行う上での心得である「手術時手洗い」、「ガウンテクニック」、「手袋装着」を体験しました。

  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子
  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子

電気メスによる切開の体験

一番人気のあったのが、このコーナー。ここでは、模擬手術を体験します。「超音波メス(ハーモニック)」を使って、鶏肉を「切開」しました。みんな真剣な表情で取り組んでいて、本物の外科医のようです。

  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子
  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子

皮膚縫合・糸結紮の体験

ここからは手術室を出て第3講堂へ。手術機械の説明を受け、メスや持針器の持ち方などを習い、持針器を使って、人工皮膚パッドの「傷の縫合」と「糸結紮」を体験しました。皮膚を縫ったり糸を結んだりするのに苦労しているようす。でも、みんな、目を輝かせ、真剣そのものです。

  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子
  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子

自動縫合器使用の体験

消化器手術の場合を例にとって、「自動縫合器の使用方法」のレクチャーがあり、スポンジ製の擬似腸管や擬似胃を実際に切開縫合する「ファイヤー」の体験をしました。参加児童だけでなく、保護者の方々にも体験していただきました。

  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子
  • キッズ外科・手術体験セミナーの様子

内視鏡手術体験

近年急速に普及している腹腔鏡手術や胸腔鏡手術などの「内視鏡手術」を体験してもらいました。「内視鏡シミュレーター」と「内視鏡トレーニングボックス」を使って行いますが、とても器用に鉗子を操作する児童もいて、スタッフを驚かせていました。

キッズ外科・手術体験セミナーの様子

修了証書授与

3時間ほどの体験は、あっという間に終了。最後に、宮崎病院長から参加児童ひとりひとりに修了証書が手渡されました。このキッズセミナーでの体験が、将来外科医師を志すきっかけとなってもらえれば、とても嬉しく思います。

キッズ外科・手術体験セミナーの様子

参加された児童や保護者の皆さん、お疲れさまでした!手術体験は、いかがでしたか?
次回の「キッズ外科・手術体験セミナー」は来年4月に実施予定です。どうぞお楽しみに。

参加者の感想

参加した児童の感想

  • とても楽しかったです。特に内視鏡手術体験がリアルでよかった。
  • 先生たちがやさしくおしえてくれてよかった。
  • 外科医の先生はすごく手先が器用だなぁと思いました。
  • こんな楽しい体験ならもっと多くの人に体験させてあげればいいと思いました。

保護者の感想

  • お忙しい中普段できない貴重な体験を経験させて下さり、ありがとうございました。
  • 今まで知らなかった世界(分野)を知ることができて、大人も楽しかった。

ページトップへ