立葵の会について

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千葉大学 神経内科
准教授 三澤園子

代表挨拶

皆様、こんにちは。立葵の会のホームページをご覧くださってありがとうございます。

私が医師になってから早いもので、10年以上がたちました。 仕事では毎日新しい発見があり、年々新しいスキルが身につきます。 一言で表現すると、今、仕事がとっても楽しくてやりがいがあります。 その一方で、プライベートでは育児の真っ最中で、仕事と家庭の両立に、日々葛藤があります。世間一般の理想の母親像とフルタイムで働きながら育児をしている現実の自分の間に大きな大きな乖離があるからです。

上手く行かなくてへこんでいる時、先が見えなくて不安でくじけそうな時、そんな時にこれまで私を勇気づけてくれたのは、同じような境遇で頑張っている先輩・仲間の存在でした。しかし、女性医師の数は増えていても、身近に相談できるような先輩・仲間はまだ多くはないというのが現状です。

そこで、診療科を越えて女性医師同士の絆を結ぶ場をつくり、経験や工夫をシェアすることで、互いに賢く逞しく頑張るきっかけを作れないかと考え、本会を立ち上げました。女性が医師というやりがいのある仕事を、プロフェッショナルとしての誇りと責任感を持って長く継続することに、ほんの少しでも役にたてればと考えています。

運営メンバー

設立趣旨

「⽴葵の会」は千葉⼤学病院を中⼼とした⼥性医師の集まりです。  ⼥性が医師として働いていく上での悩みや経験・⼯夫を共有し、お互いの価値観を尊重しつつ助け合うことを趣旨としています。

設立経緯

発起人2人が中心となり、診療科長の先生方のご支援を頂きながら、内科系8診療科より1名ずつ世話人が集まり、平成25年6月に発足しました。同年9月に千葉大学医学部付属病院内で52名の内科医師にお集まり頂き、第1回講演会を無事に開催することができました。その後、内科以外の診療科に輪を徐々に広げつつ、定期的な講演会・お茶会の開催、ホームページ設立等の活動を継続しています。

会の名称の由来

「立葵(たちあおい)」は初夏に咲く花です。周囲の植物と共存しながら、太陽に向かって真っすぐに茎を伸ばし、大ふりな、かつ繊細な花を次々と咲かせます。  花言葉は「大きな志」。自分を信じ、目標に向かってぐんぐん伸び、一つずつ夢がかなう度ににっこり笑う、、、。 そんな私の周囲の女性医師たちの姿が、このひたむきな花にピッタリ重ね合わさりました。

この「立葵の会」が若い女性医師の方々のきっかけと励みになることを願っています。  (循環器内科 大門 道子)