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水虫(足白癬)

いのはなハーモニー44号(2016年1月) 掲載PDF(PDF形式、2,676KB)

ブーツは水虫になりやすいって本当ですか?

患者さんのためのQ&A

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皮膚科 医師 岩澤 真理

はい、本当です。水虫(足白癬(あしはくせん))は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種によるもの。適度に温かく湿ったところを好みます。まさにブーツ内は温かさ、湿り気、密着状態の三拍子そろった絶好の環境で、冬場は感染する女性が増えています。一日中、革靴を履いている男性も要注意です。

寝る前に足を洗って予防を

白癬菌は、家庭内、公衆浴場、スポーツジム、プール、飲食店の座敷など、生活環境のいたるところに潜んでおり、菌が角層に12時間以上密着し、角層内に進入すると感染してしまいます。菌が付着しても、タオルで拭いたり、石鹸で洗ったりすれば容易に除去されますが、翌日足を洗うまで何もしない間に菌が増殖して感染してしまうことがあります。

冬は、温泉に行ったり、宴会に誘われたり、ブーツを履く頻度が増えたりと、意外と水虫になりやすい季節ですので、就寝前に必ず足を洗って、予防してください。

水虫のときの靴は、しばらく履かないで

水虫かも?という症状がありましたら、皮膚科を受診してきちんと検査と治療を受けてください。
ただ、気をつけていただきたいのは、靴やブーツの中に角質とともに脱落した白癬菌は、何カ月も感染力を持っているということです。再感染予防のために、数カ月間は菌のついた靴を履かないように。抗真菌薬クリームなどの外用治療を継続するとよいでしょう。