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熱中症対策(2)

いのはなハーモニー42号(2015年7月) 掲載PDF(PDF形式、2,829KB)

熱中症を防ぐには、どうすればいいですか?

患者さんのためのQ&A

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整形外科 医師 藤本和輝

熱中症は、暑さに体が適応しきれなくなった状態です。スポーツや労働中に限らず、屋内で日常生活をしていて発症する例が増えています。急に暑くなる時期、特に梅雨明け直後が熱中症件数のピーク。体がまだ暑さに慣れておらず、うまく発汗できないためです。次の5つの対策で熱中症を防ぎましょう。

1.暑さを避ける
気温が上がる日は、なるべく日中の外出を控えること。夜間でも発症することがあるので、扇風機やエアコンの活用を。
2.衣服の工夫を
軽装にして、皮膚に空気の流れが届くように。
吸汗・速乾素材の服も効果的です。
3.水分補給を
体温上昇を防ぐために、しっかりと汗をかき、その分の水分・塩分などを補給することが大切。
のどの渇きを感じる前に補給を。
4.暑さに備えて体力作りを
日頃から運動して汗をかくようにした方が、熱中症になりにくいと言われています。
5.体質に合わせた管理
持病やその日の体調も影響します。自分で自由に動けないような症状の方は発症しやすいうえに、発見が遅れて重症化する危険性があります。

もしも「熱中症かな」と思ったら、涼しい所で安静に。水分・塩分の補給、扇風機やうちわ、濡れたタオルなどでの体表冷却を。万一、意識や呼吸に異常があった時は、すぐに119番通報してください。

熱中症対策(1)千葉大学病院ニュース26号掲載