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自宅でできる転倒予防

いのはなハーモニー38号(2014年7月) 掲載PDF(PDF形式、1,687KB)

転倒予防のために、自宅でできることはありますか?

患者さんのためのQ&A

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リハビリテーション部
転倒転落予防対策チーム
理学療法士 阿部 祐樹

誰でも加齢とともに転びやすくなるものです。家の中でカーペットにつまずいたり、床から立ち上がる際にバランスを崩したり。筋力の低下と、注意力や判断力の低下、背骨の変形による姿勢の変化などが要因です。そこでまず、転倒危険度をチェックしてみましょう。

まず、自己チェック

  • 片脚立ちが30秒以上できるか? (何かにすぐつかまることができる場所で)
  • イス(40cm高)から、手を使わず、反動もつけずに立ち上がることができるか?

予防には、柔軟性、筋力、バランスなどを複合的に取り入れた運動を行うことが有効です。筋力トレーニングでは「イスから立ち上がる運動」、バランス練習では「足踏み運動」「片足立ちの練習」などがあります。いずれも転倒するリスクを伴うので、付き添い、または本人が壁・テーブル・手すりなどにつかまって行うなどの注意が必要です。「やや疲れた」と感じるくらいを目安に、できるだけ毎日行うとよいでしょう。

自宅での転倒防止策

  • スロープをつけて段差をなくす
  • 手すりをつける
  • 廊下などに足元灯を設置する
  • 風呂場に滑り止めマット、入浴用イスを置く
  • 動きやすいように家具の配置を工夫する

転倒リスクの軽減には、個々にあった具体的な対応が必要です。お困りの方は、リハビリテーションスタッフなど専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。