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日焼け対策

千葉大学病院ニュース34号(2013年07月) 掲載PDF(PDF形式、2,789KB)

老若男女を問わず対策を

日焼け

イラスト

今年も日差しの強い季節の到来です。太陽光は、目に見える光以外に見えない光を含んでいます。そのなかで赤外線は肌にあたると熱感として感じますが、紫外線は何も感じません。地表にとどく紫外線は目に見える光より波長が短くUVAとUVBに分かれます。
日焼けは、紫外線を浴び過ぎて肌が赤くなったり、水ぶくれになったり、その後に、褐色になった状態をいいます(おもにUVBの作用)。慢性的にはシミの原因になるほか、皮膚腫瘍の発生に関与します。
UVAは、普通のガラスは通り抜け、肌の深くまで達します。長年にわたり慢性的に浴びる機会が多いと、加齢による老化と一緒になって皮膚のしわ、たるみの形成に関与します。
したがって、美肌を気にする女性ばかりではなく、老若男女を問わず、どちらの紫外線に対してもできるだけ肌に浴びない対策が必要です。
日常生活に取り入れやすい対策としては、紫外線の強い時間帯の外出をできるだけ避け、日陰、日傘、帽子の利用、素材を含め衣服の工夫、そして何よりも日焼け止めクリームを上手に使うことです。ムラなく(二度塗り)、こまめに(2~3時間ごとに)、曇りの日でも。

(皮膚科 教授 松江弘之)