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脳卒中対策

早期予防・早期発見と早期治療を

脳卒中

イラスト

脳卒中は、生命のみならず、動く・話す・考えるといった人間の基本的な機能を突然奪う重大な病気です。発症を予防することが何より大切ですが、幸い脳卒中は、生活習慣の改善により発症率の抑制が可能です。血圧・食事・運動・ストレスなど多因子が発症に関っており、最近では睡眠時無呼吸症候群、メタボリックシンドローム、慢性腎臓病との関連も重要視されてきました。
壮年期以降の方は、一度は脳ドックを受けることをお勧めします。無症候性病変の早期発見により、適切な予防処置を取ることが可能です。一過性の軽症発作を放置しないことも重要なので、迷わず専門医に相談してください。
治療面では、血管内治療の発達により、手術をしない治療が可能となりました。器具や技術の進歩も著しく、例えば発症3時間以内の制限のあった超急性期脳梗塞の再開通治療も、8時間まで可能な時代が訪れようとしています。
ショウペンハウエルの“時はよく用いるものには親切である”という言葉が、特に重要な分野です。

(脳神経外科 講師 小林英一)

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