千葉大学医学部附属病院 総合医療教育研修センター

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初期研修(医師)

研修医インタビュー バックナンバー(平成25年) Interview

総合重点プログラムI・II・III

1年目にプライマリ・ケアの基盤を確立し、2年目で総合的かつ応用可能なものを修得・強化する。

宮本 育静 先生
宮本 育静 先生

まず、しっかりと大学病院で基礎を。2年目に実践へ

1年目に大学病院を選んだのは、指導医の先生がたくさんいらっしゃるので、まずしっかりとプライマリ・ケアの基礎を身につけ、そこで蓄えた知識を2年目の市中病院で生かしていこうと思ったからです。教え上手な先生が多く、困ったことがあったら相談に乗ってくれるし、逆に任せていただけるところは自ら進んで診療に取り組むことができました。

「アテンディング」の医師に導かれ、濃密な研修ができた

内科系診療科には「アテンディング」(教育担当医)の先生がいて、自分のレベルに合わせて、あるいはすでに興味のある分野を事前に伝えておけば、将来役に立つような症例を選んで受け持たせてくれました。おかげで、短い間で濃密な研修ができました。

勉強会で週1回、先輩医師らに学び、2年目に備えています

研修医自ら企画する勉強会が毎週行われ、私も2年目に市中病院に行って困らないよう、救急疾患ですぐに使える知識を30分程度で学ぶレクチャーに週1度参加しています。2年目の先輩医師や後期研修医の先生にアドバイスを受けていますが、やっぱり大学病院は先生がたくさんいるので、自己判断だけでなく、フィードバックを受けながら診療ができるのが魅力です。

専門重点プログラムI・II・III

1年目にプライマリ・ケアを実践し、2年目で大学病院の専門研修を開始し、後期研修につなげる。

野島 大輔 先生
 先生

入局を決めている人はスタートがスムーズになる

3年目に大学病院に入局すると決めていたので、このプログラムを選びました。専門研修でスムーズなスタートを切りたかったからです。2年目の後半、入局する科に1カ月でもいれば、いち早く先輩たちと仲良くなれる。たとえば、当直で急患が来たときなどに、顔を知っている研修医を呼んでくれるかなと思って。入局が決まっている人は、スタートを前倒しできるのが利点ですね。

「コモンディジーズが少ない」は誤解

よく誤解されがちですが、大学病院は決して、コモンディジーズが少ないわけではありません。その社会的な役割から珍しい症例と重症例が多いのは事実ですが、それらのバックグランドを持ったコモンディジーズが、実はとても多いのです。

1年目に体を動かし、2年目は頭を鍛える

特に、千葉大学病院の和漢診療科、総合診療部、光学医療診療部(内視鏡)などは、他ではなかなか勉強できないところなので活用してほしいです。1年目に体を動かして、2年目は頭を鍛える、というイメージで、自分としてはそれがとても気に入っています。

学究重点プログラム

2年間大学病院で専門領域の高度先進医療や臨床研究に携わり、学究的な実績を積むことができる。

丸野 綾子 先生
丸野 綾子 先生

将来、この病院で働くと決めたから、顔の見える関係づくりを

千葉県で生まれ育ったので、以前から「将来は千葉大学病院の医師になりたい」と思っていました。診療科数と医師の多さが決め手です。このプログラムに決めた理由も、「専門を持つと、自分の専門以外は他の診療科に相談することになる」「一つでも多くの診療科をまわって、先生や先輩と顔の見える関係をつくっておくことが、医師として生きていく上で財産になるんじゃないか」と考えたからです。私自身も仲間の良き相談相手になれるよう、今、がんばっています。

全科で先端医療を勉強できるのが魅力

大学病院には多くの合併症をもった人が入院しますので、いろいろな科の医師と協力して治療方針を決めていきます。私は患者さんの全身を診ることができる医師になりたいので、全科で最先端の治療を勉強できる大学病院での研修は、毎日刺激がいっぱいです。学会発表の場も与えられ、日々勉強しています。ただ、少しでも早く実践を経験したいという人は、協力病院での研修を組み合わせることをお勧めします。

外の病院や地域医療プログラムも経験できる

期間中に診療科が用意した協力病院のプログラムや、多彩な地域医療プログラムも選択できます。さまざまな病院を回る中で、志望科や将来を考えることができたので、とても有意義な研修でした。

産婦人科プログラム/小児科プログラム

1年目は当該科医が多い基幹病院で豊富な症例数を経験。2年目は地域医療研修で当該科関連の診療所も選択できる。

林 伸彦 先生
林 伸彦 先生

研修医が語る「産婦人科プログラム」

一見、小さく見える扉でも、開けてみるとその奥には想像以上に大きな世界が広がっています。産科では胎児奇形や重症合併症妊娠、産後の危機的出血などの症例とともに、低リスクの正常妊娠も扱います。生殖医療では顕微授精や凍結胚移植など、悪性腫瘍では進行卵巣癌に対する拡大手術など、絨毛性疾患やロボット手術なども行います。産婦人科医になるには、いま何が必要か?という視点で他科(病理部や麻酔科など)をまわることで、初期研修医ながらより専門性を高める研修をでき、とても良い選択でした。

指導医が語る「小児科プログラム」

大学病院では、急性期から慢性期まで、軽症から重症まで幅広く経験することができ、各専門分野の上級医の指導が受けられます。小児科、NICUだけでなく、小児外科、こどものこころ診療部など関連する科を多くの選択肢から選び、小児科医としての診療に必要な知識や経験を重ねることができます。「チューター」が2年間を通じて、関連科の選択や学会・研究会への参加をサポートします。小児という対象を横断的に診療できるよう、しっかり指導しています。

オプションコース

専門重点プログラムと学究重点プログラムのオプションとして、マッチ後に選択できる3つのコースがあります。

認定内科医・専門医コース 各専門医取得に必要な臨床経験(2領域以上)を終了できるコース
外科専門医コース
精神科コース 研修をサポートする「チューター」を2年間配置し、基本技術の助言、学術集会や勉強会などへの参加を支援。
コース参加者は、自分のロールモデルとなりうる精神科医をチューターとして選択できる。

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